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ファーマウェイ定例勉強会【平成28年12月】

今回の勉強会では、株式会社ケーエスケーご担当の方に、医療保険制度についてご講演いただきました。

 医療保険とは、相互扶助の精神を基本に、病気やけがに備えて収入に応じた保険料を徴収して、医療が必要になったときに保険からその費用を払う仕組みである。

日本の国民医療費は現在40兆を超え一貫して増加を続けている。その要因としては高齢化の進展や医療技術の高度化などが考えられている。

日本の医療保険制度は、全ての国民が公的な医療保険に加入している(国民皆保険制度)、療養に必要なサービスそのものを支給すること(現物給付)、いつでもだれでも、どこでも保険証を使ってどの医療機関でも自由に受診が可能(フリーアクセス)という3つの特徴を有している。

 医療保険制度を大別すると、医療保険、公費負担医療の2種類に分けられる

医療保険には、職場に勤める人を対象とする職域保険(被用者保険または社会保険)、自営業者等を対象とする地域保健(国民健康保険)、75歳以上及び65歳以上75歳未満で障害のある人を対象とする後期高齢者医療制度の3つがある。

公費負担医療には、感染症法、精神保健福祉法などの公衆衛生関係と生活保護法、身体障害者福祉法等の社会福祉関係とがある。公費負担医療には優先順位があり、公費負担医療の給付優先順位一覧に沿った請求をする必要がある。

社会保険制度の一つである労働者災害補償保険は業務上の事由または通勤による労働者の負傷、疾病、身体障害または死亡に対する保険給付を行う。労災保険の処方せんによる薬剤の支給は健康保険法の指定薬局の資格だけでは取り扱うことが出来ず、労災保険指定薬局の指定を受ける必要がある。

 高額療養費制度は、医療機関で支払った額が暦月で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度である。最終的な自己負担額となる毎月の負担の上限額は加入者の年齢(70歳以上かどうか)や、加入者の所得水準によって定められている。

 医療保険制度の基礎から、各種公費の詳細まで講演いただき、非常に有意義な勉強会となりました。

情報更新日:2017年01月17日
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